第40回京都府民囲碁まつり

京都府囲碁まつりに行って来ました。

宝酒造杯は体調不良で出られませんでしたが、今回はなんとか出場出来ました。今年も優勝目指して五段で登録しました。5戦全勝したら免状が頂けます。いい加減、五段の免状ください。お願いしますよ。
で、初戦で負けました…。簡単な死活を間違えました。間違えたと言うか「曲がれば生きてるな」と頭では思っていたのに、違う所を考えてたら、思わず曲がらず抑えてしまって頓死。ファー。大会で初戦負けは初めてなので、テンションの下がり具合が酷かった(苦笑)帰ろうかとガチで思ったけど、いやいや、参加費がもったいないから最後まで打ちますとも。

あまりにも自分のポカに腹が立って、自分への怒りで超サイヤ人が目覚めたような気分に。その後、3局は全て勝って最終局へ。最終局は人数が奇数だったのか、六段登録者と打つことに。しかも相手全勝やし。見た感じは高校生ぐらいかな。若者にしては珍しく石をバチッと音を立てて打つ子でした。僕は殆ど音を立てないので対照的ですね。

相手の子は4連勝で来てるので僕に勝てば六段免状です。僕は勝っても負けてもどうにもならない身分です。勝たせてあげて、優勝と六段をプレゼントしてあげようか。僕にそんな忖度の心は…。

 

ない!

 

六段免状が欲しければこの俺を超えていけ(と言ってる奴は四段免状しかありませんがw)。てか、やっぱり強いわ。若い奴は強いよ。でも相手も六段免状を前に焦ったのか、あるいは五段が相手で気が緩んだのか、途中から明らかに流れが悪くなり、依田紀基ぐらいボヤきだした。怒りながら打ってるのが石から伝わってきます。僕の経験上、こうなったら大体勝てません。結果は盤面で10目以上僕の勝ちでした。僕も最初で負けて優勝がない状態でなければ、ノンプレッシャーでなければ勝てなかったかもしれません。それぐらいメンタルというのは勝負に大きく影響します。

今回思ったのは、子どもの参加者がとても多かったこと。小学生以下が何十人といました。級位者の部ですが、負けて泣いてる子も居ました。これを見ると、日本の囲碁界はまだまだ大丈夫だと思いましたね。そして何年かしたら、腕を上げた彼らが僕達に立ち向かってくるのでしょう。その波を待ち受けたい。タイトルホルダーとして(違)

あ、なんか日本棋院京都本部のホームページに自分の写真が載ってました。さぁ、どーれだ。

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